(前回までのあらすじ)
ついにDISK FULLになってしまい、新しいDISK調達することに。無事に本体への取り付けをしてみたものの、、、。
前回の記事はこちらからどうぞ。
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- 発売日: 2019/03/02
- メディア: Personal Computers
動作確認
取り付けが完了したら、さっそく動作確認に入ります。
BIOS
PCの電源を立ち上げ、BIOSで認識されているか確認します。
今回は比較のために接続前の状態も確認しています。SATAケーブルとDISKの認識が意図通りになっているかどうかを確認するため、1度目の電源投入時は2台目のDISKの電源ケーブルを接続せずに確認し(画面:中)、問題がないかを確認してから2台目の電源ケーブルを再度接続し直して再起動、確認(画面:右)しています。
ディスクの管理
Windowsをbootさせます。「ディスクの管理」の画面が立ち上がりますが、
慌てす騒がず、「オフライン」にしておきます(フォーマットせずに)。これでOSの管理下から離れることができます。
S.M.A.R.T
状態を確認するため、CrystalDiskInfoを確認します。
S.M.A.R.Tの値を確認したり便利なツールですので常用しています。
電源投入回数が、DISK1台目が「2」、DISK2台目が「1」となっています。正真正銘の最初期状態であることが確認できます。
(※DISK1台目が「2」になっているのは、BIOS画面で接続状態を確認したからです。念のため)
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DISKの診断(Western Digital Data LifeGuard - DLGDIAG for Windows)
次に、DISKそのものが正常かどうか、Diagnosticを起動して確認しておくことにしましょう。メーカー出荷時にはきちんとチェックしてあるはずですが、出荷後どういった状態で扱われてきたかのか?は誰にも分からないので、DISK自体に問題がないかどうか改めてチェックしておきます。
今回はWestern Digitalのツール、Data LifeGuardを利用してみることにします。
support.wdc.comhttps://support.wdc.com/product/download.asp?level1=6&lang=jp
(※2020-06-25追記)
記事を作成したときには問題なくサイトにアクセスできましたが、現在サイト上に問題が発生しているらしくブラウザによってはアクセスできない場合があるようです。
(※2020-06-27追記)
公式ダウンロードサイトが復活したようです
インストール
特筆すべき事は特にありません。サクッとインストール。
起動
普通に起動すると次の画面のようになりますので、
「I accpet the License Agreement」にチェックを入れ、次に進みます。
・・・と、普通の説明をしていても当サイトのポリシー(?!)に反します?!ので、ちょっと工夫してみましょう。
(※ここから以降は自己責任です。当サイトの通りに作業してデータ紛失/故障等が発生しても一切責任は取りませんので、あしからずご了承下さい。)
Data LifeGuard Diagnosticsを起動した状態のまま、さらにもう一つ立ち上げてみます。
すると、先程のLicense Agreementの画面を経て、次のようになります。
なぜ複数起動するのか?というと
「6TBものDISK操作は、時間がかかる」から
です。
今回はDISK×2発分を追加しましたので、2画面で同時操作することにします。
DISKの追加数に応じて同時に作業すると相当な時短になります。
(※繰り返しになりますが、当然自己責任です。データ紛失/故障等が発生しても当サイトは一切責任は取りませんので、あしからずご了承下さい。)
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QUICK TEST
それでは手始めにQUICK TESTを実行してみましょう。
QUICK TESTは基本的にS.M.A.R.Tの値の確認がメインのようですので、約2分程度で終了します。PASSすれば問題無いでしょう。(ここで何か問題が発生すれば明らかにDISKに何らかの障害が発生しているといえます。)
結果は、VIEW TEST RESULTで確認できます。
EXTENDED TEST
EXTENDED TESTは、DISKの全領域に渡ってREADテストを行います。ここでエラーが発生した場合は記憶領域の一部が破損していると考えられます。
今回は特に取り付け後すぐのテストですので、ディスクのアームを全領域に動かすテストはとても重要で、何らか不具合がある場合は「明らかに初期不良=メーカー交換保証対象」となりますので、実施することをお勧めしておきます。
テストせずにある程度使ってから、DISK後半部分に元々存在していた破損領域を踏んでしまって「故障だ!」となるより、色んな意味で相当助かるわけです。
EXTENDED TESTを実行しようとすると、次のようにアラートがでます。
該当DISKのテストを実行中は他のプログラムから同じ領域にアクセスされるといろんな意味で困りますのでアラートがでています。
ここで、先の「ディスクの管理」で「オフライン」にした理由が分かりましたね。OSの管理対象から外れることによって、少しでもアクセスの可能性を減らすことができます。
(※Diagnosticを複数起動していますので操作を間違えると一発でアウトです。自分が何をしようとしているか確信が持てない場合は、普通に操作されることを強くお勧めしておきます。)
画面におおよその実行予測時間が表示されています。6TBのDISKを全面READテストを実施すと4時間程度はかかるであろう、ということです。
チェックしたいDISKの台数が増えてくると莫大に時間を使いますので、同時起動が生きてきますね。
さて、4時間ほど経過した後結果がでました。
結果はPASSということで、「問題なし」ということになりました。
(が、6TBにしては速過ぎじゃないか?とふと疑問が、、、)
ERASE
せっかくなのでERASEも実施してみます。
全領域を「0」で埋めるので当然ながら内容は全て消えますので、しつこいくらいにアラートが表示されます。
と、ここまでは順調だったのですが、ここで問題が発生。
本来であればFULL ERASEとQUICK ERASEが選択でき、FULL ERASEを実行する予定でしたが、なぜかQUICK ERASEを既に選択した挙動に。
それでも気にせず実行を続けると、
すぐにErase errorのアラートが。
気にせず続けてみると、
26%程度で完了してしまいます。。。しかもエラー。。。
何かがおかしい?!
さすがに、動作が変なので調査を開始。色々と検索してみると、同様の事例を発見。どうもDISK自体が故障しているわけではなく(もしそうだとするとREAD TEST時にエラーになっているはず)、この機種(WD製のSMR機)固有の現象であるらしい、という事が分かりました。
DISKの使用には問題が無い、とのことですのでひとまず安心、と言ったところですが、ゼロフィルできないのも困りますね。
さてと、どうしたものか、、、。続きは次回に。
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