ドライブレコーダーについてのコメントを頂きましてありがとうございます
少し前の記事でドライブレコーダーについて触れたところ、皆様から色々とコメントを頂きました。ありがとうございます。
貴重なコメントを頂く中で、自分の中でも何となく(言語化しない部分で)モヤモヤしていたところが少し見えてきましたので、言語化しておく意味で、一度まとめることにしました。
キーワードは「スマートミラー」「GPS」「リアカメラ」といったところでしょうか。まずは「スマートミラー」から整理してみます。
スマートミラーについて
以前の記事では、ドライブレコーダーを中心に考えていたので完全に見落としていました。
ご承知だとは思いますが念の為に少しだけ解説しておくと、いわゆる「ルームミラー型バックモニター」にドライブレコーダーとしての機能を持つ製品があり、最近新たなジャンルとなっているようです。
元々「ルームミラーをバックモニターとして使う」ところから出発しているので、後方視界があまり良くない車種だと特に有効とのこと。
さらにメリットを挙げておくと、フロントガラス近辺が普通のドライブレコーダーに比べゴチャゴチャせず、スッキリさせることができそうです。
一応デメリットにも触れておくと、運転者が(家族等で)複数人いる場合、普通のルームミラーより毎回の位置合わせが面倒になることが多いようです。
GPS機能について
結論から先に書いておくと「GPS機能って不要かも」、という気持ちが強いです。
というのも、
- GPS機能が付いている機種は、基本的に好きなタイミングでGPS機能をON/OFFできないものがほとんど
- GPS機能付きのドライブレコーダーは自動的に速度計測するタイプがほとんど。安全運転はしますし、なるべく道路交通法には遵守しますが、100%制限速度を守って走行しているか?と言われると、現実問題そうともいい切れませんし、余計なツッコミどころを増やすようなことは避けたいところです
- カーナビやスマホがあるので、現在位置が分からないことが無いです
- 他のGPS機器とGPS信号が干渉する場合があるようです
- そもそも、事故発生時の状況説明には映像を見れば分かります
というわけで、わざわざGPSを付けて購入価格を上げる必要も無さそうです。
2カメラタイプのドライブレコーダーの後方カメラについて
よく考えてみると、そもそも後方カメラって要らないんじゃ?という気持ちになってきました。以下に理由を書いていきます。
後方カメラが必要になる状況がそもそも発生しづらい
煽り運転対策って言われていますが、例えば高速道路を走行している状況で、「知らない間に背後に車が接近していた」っていうケースは、前回の免許更新から今回の更新までの期間で、ほぼゼロ。自分より速そうな車がわずかでもどこかのミラーに映った時点で、最右車線を離脱して様子を見ているケースがほとんどですし、状況的に車線を空けられない場合だと実際問題どうしようも無い上に、このケースでも「知らない間」には接近されていないですよね。
カーブが続く一般道をゆっくり走っていると、まれに背後に接近されることはありますが、機会を見て譲れば問題なし。そもそもカーブで背後につけるような車は、ほとんどの場合上手な人が運転していて、煽り運転とは対極でしょう。
よほどのことがないと、過失割合に影響しない
後方カメラが事故発生時に役に立つケースって、ほぼ追突されたかそれに近い状況であろうことは容易に推測できます。ということは、過失割合に影響して、リアカメラが必要なほど自分の正当性を主張しなくてはいけないケースって、相当レアケースだと考えられます。
「追突された場合でカメラが役に立ちそうなケース」を考えてみると、「自分が停止していたかどうかの確認」だと思われますが、よく考えてみると、前方カメラだけでも十分判別可能ですよね。
後方カメラは取付工賃が高い
表題どおりです。そもそもつけなければ工賃かかりませんよね♪
単に「後ろを見たい」という動機なら、2カメラタイプのドライブレコーダーより、スマートミラーやルームミラー型バックモニターを選んだほうが色々と合理的なような気がします。
まとめ
いまのところ、以下のような感じになりそうです
と、こんな感じです。コメントを頂けると嬉しいです。