新しいiPad mini5と無印iPad(2020)を検討し「軽さの面でiPad mini5が良いのでは」、という記事を以前書きました。
その時に検討していた「iPad min5」がついに手元にやって来ました!新しいおもちゃ 道具がやってきてワクワクしっぱなしです!
このワクワク感を皆様にお届けすべく 今までのiPad Air 2と比べてどう違うのか、実際に使ってみてレビューしてみようと思います。
開封の儀
それではiPad mini5を開封していきます。
さぁ、謎の箱が届きました!iPadらしいことは想像がつきますが、、この角度だと大きさの感覚が分からないです。
すこし角度をつけてみました。箱の側面に「iPad mini」との記載が。
箱を開けてみた所です。iPad mini5にはディスプレイ面に保護シールが貼ってあります。
サイズ比較
折角開封しましたので、まずは大きさを比較してみましょう。
ちなみに、カラーにはそれほどこだわりなかったのですが、何となくスペースグレイを選択してみました。
iPad同士を比べてみます。miniと言う割には9.7インチと比べると一回りほどだけ小さくなった感じです。
Kindle OASISと比較してみます。重ねるとよく分かりますが、Kindle OASISと比べると、今度は一回りほど大きい印象。
[asin:B07ZWCDYZG:detail]ファーストインプレッション
Pros(良い点)
iPad Air 2(9.7インチ)との比較
軽い!サイズ感が最高!
開封時にはそれほど小ささを感じませんでしたが、使ってみた第一印象は「軽い!」に尽きます。
繰り返します!見た目の大きさよりも、圧倒的に「軽い!!」という印象。持ってみると明らかに軽さが違いますね。
これは嬉しい誤算でした。この重さなら、片手で無理なく持ち続けることができます。
念のため、公式重量を比較してみましょう。
公式重量 Cellularモデル
確かに2/3程度の重さなのですが、片手で扱うにしても「ヒョイっと使える」か「しっかり持たないといけない」のかで印象がかなり違います。
お試しとして、休日にリビングでゴロゴロしながら半日程度使ってみました。今までのiPadだと片手でずーっと持ち続けると疲れてくるのです。が、さすがにiPad mini!長時間使っていても手が疲れません。
(ちなみに「ソファーで寝転びながら本を読む」というのは、学生時代からの習性で、なんとなく何かをインプットする時は、こういったスタイルの方が向いている感じがしています。机に向かって「さぁ、やるぞ」ってのは、意外と長続きできなくて、得意ではありません。。今でもPCに向かうとすぐに眠くなってくるというオチが、、、。)
ソフトキーボードが使いやすいサイズ感
メリットは「片手でも簡単に持てる」ということだけでなく、もちろん両手で持ちながらでも使いやすいです。
従来のiPadを横向きに使っていると、重量の加減からガッチリ両手でホールドしないといけないことに加え、ソフトキーボードがキーボードの間隔が広すぎて入力しづらい、ところもありました。
これが、iPad miniだと横向きで両手で持ちながら入力するには丁度よいサイズで、とても使いやすいです。
これも嬉しい誤算ですね。
持ち運びしやすい大きさ
いわゆる「B6システム手帳サイズ」「単行本サイズ」「コミックマンガ本サイズ」で持ち運びするのに嬉しい大きさです。
9.7インチiPad Air 2はどちらかというとB5的なサイズ感でしたので「本」というより「ノート」を持ち運ぶ感覚なんですよね。普段から同サイズのノートを持ち運ばれている方ならともかく、個人的には「わざわざ持ち運んでいる」感がどうしても抜けきれませんでした。
が、iPad mini5だと「バイブルサイズのシステム手帳」の大きさですので、特に違和感なくバッグに放り込んでおけます。
持ち運ぶのが「B5ノート」から「システム手帳」に変わったと考えると、扱いやすさの差は歴然としていますね。
iPhoneとの比較
システム手帳サイズで持ち運び重視の使い方になってくると、比較対象にiPhoneも入ってくると思いますので、ここで検討してみます。
マルチタスクで2アプリ同時に使えるのが最大のメリット
以前の記事でも触れましたが、マルチタスク機能を使ったSplit View/Slide Over自体は、iPadOS 13あたりから使えますので、従来のiPad Air 2でも使うことができます。 tsh.hatenablog.jp
ただ、9.7インチのiPadだと持ち運ぶ用途が「モバイルPCの代わり」といった面が強かったのですが、iPad miniだと「システム手帳の代わり」といった役割が急浮上、となると、iPhone寄りのアプリも使えるようになってきて、iPadOSで複数アプリを同時に動かせるマルチタスク機能が、さらにメリットになってきます。
例えば、アプリを2分割することでPCの代わりに作業できることが増えたこととしては、
といった、今までのiPadでもできた、ややPC寄りの使い方に加えて、
- 「カレンダー」を見ながら、「タスクアプリ」を開いて、スケジュール管理
- 「カレンダー」を見ながら、「メール」でスケジュール調整
といった、主に今までiPhoneで行うことが多かった、スケジュール管理などの作業もこなせるようになっています。
これも嬉しい誤算。
Cons(イマイチなところ)
ここまで良い点ばかり述べてきましたが、気になる点もいくつかありましたので、挙げておきます。
iPad Air 2(9.7インチ)と比較して、画面がやや小さい
これは「B5ノートが書きやすいのか」「B6サイズの手帳が良いのか」の程度差と言っても良いでしょう。もちろん広いほうが書きやすいのですが、「ちょっとした部屋間の移動」しかしないのか、「外にも持ち出して自由に使う」のかによって、選択は変わってくると思います。
iPhoneと比較すると、Apple Watchに対応していないのが残念
機能面での唯一のデメリットと言ってもいいでしょう。
残念ながら、iPadOSはApple Watchに対応しておらず、Apple Watchを使うためには iPhoneを用意しなくてはいけません。
ガラケー + iPad mini + Apple Watchの組み合わせでiPhoneすら持ち運ばない芸当も考えられましたが、少し残念ですね。
まとめ
「少し小さなiPad」程度だと考えていたのですが、実際に手にしてみるとこんなに使い勝手がいいiPadだとは思いませんでした。
基本的に「机の上に置いて」「ちょっとした部屋間の移動」に使うならともかく、「使うときは主に手で持つ」「持ち運んで色々な場所で使う」ような使い方でしたら間違いなくiPad mini5をお勧めします。軽さは正義!
このサイズなら、さらにペンシルを追加して「システム手帳のデジタル化」も本格的に考えてもいいかも、と想像が膨らみますね。
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