前回はKIX(関西空港)離陸から着陸の様子をお届けしました。 今回はあらためて、石垣空港のご紹介をさせていただきます。
八重山諸島のおさらい
まずは石垣島を始めとする、八重山諸島の位置関係からおさらいです。
(地図は竹富町役場のWebサイトよりお借りしました。)
石垣島をはじめとする「八重山諸島」は都道府県でいうと沖縄県にあたり、竹富島~那覇は約440km、竹富島~台北までの距離は約250kmという位置関係にあります。
参考までにKIX(関西空港)から羽田空港までの直線距離はGoogleMapで約430kmですから、ほぼ同じくらいの距離感となります。同じ沖縄県なのに相当離れていますね。
石垣島に降り立つ
石垣島には過去何度も訪れています。1年のうちで幾度となく訪れたりしたこともありましたが、ここしばらくの間は珍しくご無沙汰してました。記録を振り返ると、前回最後に訪れたのは2018年11月末となっていますから、ちょうど丸2年ぶりの訪島となります。
旧石垣空港
ここで少し懐かしい写真をご紹介します。 これは旧石垣空港ターミナルの写真で、2008年6月に撮影したものです。 2013年3月7日に現在の『南ぬ島(ぱいぬしま)新石垣空港』になるまで使われていた空港で、市街地から車で10分と便利な場所にありました。
が、滑走路の長さが1500mしかなく、それでもなんとかジェット機を運用していたようですが、
着陸時:
離陸時:
といったことでも有名な空港でした。
初めて訪れた時は、そういった事を全く予習せずに来てしまいましたので、
と感じたのを、今でも鮮明に思い出します。。。
また、重量制限のため福岡路線あたりまでの燃料しか搭載できず、大阪/東京といった本土路線は那覇空港等で給油していたのも懐かしいです。
(那覇空港経由での本土路線は、那覇空港で一旦乗客が全員下ろされ、給油後、再度搭乗していました。)
ほぼ確実に那覇空港でトランジットでしたので、国内線にも関わらず気分は海外旅行でした。
『南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港』(新石垣空港)
2013年3月7日に開港した新石垣空港は2000mの滑走路になりましたので、本土路線への直行便が運行されただけでなく、幾多のLCCも就航できるようになりました。 前回ご紹介したように「ちょっと、ひとっ飛びで石垣」と気軽に訪れることができるようになり、ありがたいですね。
『南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港』から『ユーグレナ石垣港離島ターミナル』へ
国内線ターミナルを出て、左側に歩くと路線バス乗り場となっています。
(地図は南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港のWEBサイトよりお借りしました。)
『南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港』から、『ユーグレナ石垣港離島ターミナ』までは、バスで約30~45分程です。
空港から離島ターミナルまでのバスはおおよそ1時間に4本程度の便数がありますので、(直行する系統や、途中で色々と停車する系統がありますが)いわゆる「空港線」の系統に乗ってしまえば迷うことなくたどり着けます。
以前の空港の近さを知っていると「ずいぶん空港が遠くなったなぁ」という印象ですが、単純にバスから車窓を眺めているだけでも「南の島にやって来た!」気分でテンション上がることは間違いなしです。
『ユーグレナ石垣港離島ターミナル』から竹富島へ
(写真はwikipediaよりお借りました。)
空港が空の玄関口だとすると、「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」は海の玄関口にあたります。ここから、八重山諸島各島々へのフェリーが出ています。
まず竹富島に向かうことにしましょう。
(次回へ続く)
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