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アレクサハンズフリー化計画、その後

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

読者の方から「アレクサの記事ですが、その後どうなりましたか?」とのコメントを頂きました。

決して忘れていたわけではありません😅。が、前回の記事以降、特に何も書いていなかったのも事実ですので、今回頂いたコメントをきっかけとして、少しまとめてみることにしました。

題して「アレクサハンズフリー化計画、その後」です。

前回の記事はこちら: tsh.hatenablog.jp

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今回までのおさらい

前回の記事から随分時間が経っていますので、何のことかすっかりお忘れの方も多いと思います。 ということで、おさらいも兼ねて、まずやろうとしていることを一言でまとめると、

「アレクサをWindows PC上で動作させ、そこに登録した定形アクションをハンズフリーで起動」

ということです。

前回の記事はこちら: tsh.hatenablog.jp

今までやってきたこと、分かったこと

今までやってきた事をもう一度整理します。過去の記事とも重複する部分がありますが、順を追って説明します。

  1. アレクサ for Windows PCでは、定形アクションが動作しない
  2. それを回避するため、Windows上でAndroidエミュレータを使い、Android用のアレクサを動作させた
  3. 今回採用したエミュレーター(BlueStacks Hyper-V版)では、アプリの設定画面で、ハンズフリーの項目が出現しない

アレクサ for Windowsでの「定形アクション」の記事はこちら: tsh.hatenablog.jp

Android上のアレクサアプリの記事はこちら: tsh.hatenablog.jp

次にやろうとしたこと

ここまでで、

  • エミュレーター上のアレクサアプリをタップ(の代わりにマウスクリック)してから話しかける

もしくは、

  • その他>定形アクション>(起動したいアクション)をクリック

で、定形アクションを起動できるようになりました。

が、やっぱりハンズフリーの便利さを知ってしまうと、少しのことでも面倒に感じてしまうものです。

どうすれば良いか?少し考えてみたところ、

ハンズフリーで動作する音声アシスタントなら、特にアレクサにこだわら無くても良いのでは

という考えに至りました。

思いついたアイデアはすぐ実行!ということで、まず、次の設定を試してみました。

Android上のGoogleアシスタントハンズフリーで使う

まず試してみたのは、これです。

せっかくAndroidが目の前で動作しているのですから、そこに入っているGoogleアシスタントを使えばいいのでは?!という考えです。

設定自体はそれほど大したことがなくて:

  • 「設定」>「音声」>「Voice Match」

なのですが・・・。

Ok Google

「現在、この機能はこのデバイスではご利用いただけません」

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なんてことでしょう!

少し調べてみましたが、この状態から有効化させるにはGoogleにコンタクトをとったりする必要があるようで、手持ちのスマホならともかく、エミュレーターで動作させてるものをまともに相手にしてくれるかどうか…。

ということで、諦めて次の方法を考えます😆。

目の前にWindows PCがあるので、コルタナを使う

Windowsの音声アシスタントといえば「コルタナ」です。

Windowsを初めて起動するときに猛列にアピールしてくる、あれ😅です。(とはいいつつも、大部分の方は使っていないという・・・😁。)

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今回は、コルタナから、アレクサに登録している定形アクションが起動できれば、ハンズフリーの問題は解消するんじゃないか?と考えてみました。

動作させるための手順を簡単にまとめます:

  1. Windwos 上でコルタナを使う設定
  2. iftttの Cortana連携を使い、特定のキーワードでアプレットを起動
  3. mkzense社のIFTTTrigger-Alexa-Actionsサービスを使い、アレクサの定形アクションを起動

まとめると簡単そうですが、地雷が盛りだくさん😆。

念のため、リンクだけ張っておきます。今回は特に解説は行いません😁。

ifttt.com

mkzense.com

「コルタナを使ってみる」とはいうものの

※この節は少々マニアックな話題になりますので、興味のある方向けになっています。

まず問題となるのが、iftttのCortana連携です。

ifttt.com

使えるには使えるのですが、日本語に対応していません。色々と試してみたのですが、英語のキーワードなら拾えるのですが、日本語は拾えないようです。

次に問題になるのが、IFTTTrigger-Alexa-Actionsサービスです。

こちらは公式ページに書いてあるとおり、JP localeに対応していません

さすがにそれだけだと不親切ですので少し解説すると、このサービスを使おうとすると、対応したロケールAmazonアカウントが必要、ということです。

ざっくりと、どうすれば良いかを記すと「USのAmazon.comでアカウントを作る」のが手っ取り早い、ということになります。

しかも、それに合わせて「アレクサ」「IFTTT」のサービスやアプレットを、「JPアカウントとUSアカウントの辻褄を合わせる」という作業が必要になってきます😲。

・・・はい、だんだんと嫌になってきましたね😂。

「コルタナさん、Google」(!?)

少し刺激的なタイトルを付けてみました😁。

設定内容はともかく、まずは動作させてみましょう。

(※『コルタナさん』というのはコルタナを呼び出すための、アレクサで言うところのウェイクワードになります。)

  1. 「コルタナさん、休憩」
    • 結果:✕。残念ながら起動しません。(英語キーワードしか認識しない)
  2. 「コルタナさん、STOP」
    • 結果:✕。(「コルタナさん、ストップ」と解釈される様子)
  3. 「コルタナさん、Twitter
    • 結果:✕。(「コルタナさん、ツイッター」と解釈される)
  4. 「コルタナさん、Google
    • 結果:◯。定形アクションが実行されました。

なぜTwitterがダメでGoogleが良いのかは分かりませんが😆、コルタナがそのまま英単語として渡してくれるキーワードは、かなり限られているようです。

動作としては「声だけのハンズフリーでアレクサの定形アクションを動かすことができた」となりますが・・・。

この結果をどうすれば良いのやら・・・。

まとめ

実は、前回の記事を投稿した時点で、ここまでの大部分の作業は完了していたのでした😅。

が、やっぱり結果が良くないですよね。個人的な使い方で、こういった動作をすることが分かって使う分には、まぁ有りといえば有りなのでしょうけれど、、。広く一般的に公開するblogの内容としては、さすがにどうなのかな?と。

これで 「アレクサをWindows PC上で動作させ、そこに登録した定形アクションをハンズフリーで起動」は、かなり誇大広告気味ですよね😅。

しかも、詳細設定を解説した記事が、かなりの超大作になってしまって、多くの読者がついてこれない(というか、大部分の読者が興味が無い)内容に。

というわけで、これらの詳細設定記事については、ほとんど既に書き上がってるにも関わらず、今の所、当ブログではボツ扱いになっています😅。

何らかの形で公開するとすれば、クローズドの会員限定の場所で、というのが良いのかもしれません。

というか、最初からアレクサ for Windows PCがバージョンアップで対応してくれればそれで済む話なのですが、、、。

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