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Webサイトが更新されるとemailで通知してくれるサービス

前回の更新からしばらく時間が空いてしまいました。

ブログに書きたいことは増えるのにも関わらず、確保している執筆時間では足りずに溜まっていく一方です。

今回は、知っておくと少しお得な情報です。


定期的に更新されるサイトの情報を知りたい

やってみたいことはタイトル通りなのですが、イメージを湧きやすくするために、少し具体的な状況を設定してみます。

例)『日経225オプション取引』では、特定日(SQ日)に日経平均株価を売ったり買ったりできる権利/義務を取引する事になります。

通常限月取引では毎月、週次設定限月取引(Weeklyオプション)では毎週、特定日が設定されています。「権利行使価格」と言われる価格が決定され、その値を元に実際に精算が行われます。

www.jpx.co.jp

実際の精算業務は証券会社がやってくれるので、通常、取引する上では難しいことを考える必要はありません。が、取引最終日までに手持ちのポジションを決済しなかった(SQ決済といいます)等の理由で、この権利行使価格がいくらだったのか?を知りたくなる時があるのです。

この権利行使価格は重要ではあるのですが、能動的に知らなきゃいけないケースはほぼまれで、ほとんどの投資家は知らなくても実務上影響がありません。(もちろん教えてくれるなら知っておきたい値ではあるのですが。)

権利行使価格が決まるのは「取引最終日の翌日」と決まっていますので、翌日、適当な時刻を見計らって、この値を確認すれば良いのですが、どうしても「この数値を確認するためだけに、わざわざブラウザでアクセスするのが面倒」という気分になってしまいます。

そこで「サイトにアクセスせず、情報を通知してもらう」方法について考えてみました。

サイトにアクセスせず、情報を通知してほしい

権利行使価格を通知してくれるサービス

一般的な投資情報の場合だと、Yahooファイナンス等で株価アラートの設定ができます。が、権利行使価格については対応していないようです。

その他、色々と探してみましたが、調査した感じでは見当たらないようです。

もし、ご存知の方がいらっしゃれば、ぜひコメントで教えてください。

RSSフィード

一般的なニュースサイトやブログサイトでは「RSSフィード」といったWebサイトの最新情報を入手できる仕組みがある場合が多いです。

が、残念ながら、日本取引所グループのサイトでは権利行使価格を通知してくれるRSSフィードは提供されていないようです。

www.jpx.co.jp

RSSフィードを独自に作る

こういったRSSフィードが提供されていないサイトに対して、独自のRSSフィードを作ってくれるサービスが存在します。

happyou.info

feed43.com

createfeed.fivefilters.org

これらのサービスに、先程のページ情報を設定してみました。それなりにRSSフィードぽいものは作成されるのですが、更新情報をメールで取得するため、IFTTTのRSSトリガーにURLを入れてみると、

f:id:t_sh:20211007013416p:plain

Feed has Items without valid urls

このように怒られてしまいます。*1

ページが更新されるとメールで通知してくれるサービス

www.followthatpage.com

を使ってみました。

アカウント登録/認証

f:id:t_sh:20211007013500p:plain

まず、アカウントを追加/認証しましょう。

サイトを登録/設定

f:id:t_sh:20211007013541p:plain

取得したいサイトのURLを登録します。

f:id:t_sh:20211007013619p:plain

こんな感じで適当に設定してやれば、サイトが更新されてしばらく経つと登録したアドレス宛に更新情報のメールが届くようになります。

自前のサーバーを使う

余談になりますが、自由になるサーバーがあれば、「サイトが更新されるとemailで通知する」というのはそれほど技術的に難しいわけではありません。

真面目にスクレイピング技術を勉強しなくても、「htmlを定期的に取得して、更新があればemailする」環境を整えれば良いわけですから、OSのcron機能を使うとか、ジョブ管理ツールを流用するとか色んな手法で実現できそうです。

が、自前のサーバー(クラウド上のサーバーも含む)を使うのは、実装するのは簡単でも運用管理に様々なコストがかかります。具体的には、インフラの維持管理やソフトウェアの維持管理、他です。

今回のように「公開されているデータ」を扱うのであれば、先に挙げたようなサービスを使ったほうが、コストがかかりません。

非公開のデータを扱う場合は、インターネット上のサービスは要件に合わない場合が多いでしょうから、自前でサーバーを用意することも選択肢に入るでしょう。(が、真面目にサーバーを運用管理しようとすると、それなりにコストがかかりますので、実際に導入される際は気をつけましょう。)

まとめ

今回は、「定期的に更新されるサイトの情報を知りたい」のにも関わらず、RSSフィードが使えない場合に、メールでページ更新を通知してくれるサービスを紹介させていただきました。

「サイトをチェックしたいけど、更新頻度が月一回」といった場合等には、こういったサービスが役に立ちそうです。

ちなみに当ブログはRSSフィードが使えますので、更新情報はそちらをご利用ください😁。

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IT技術屋、現在は投資や事業がメインのブロガー。応援コメントや感想を頂くと物凄く励みになります。最新記事を追いかけてもらえると嬉しいです。


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*1:IFTTTのサイトでエラーの内容についてを調べてみたころ、フィールドの更新情報として『日付』が必要のようです。が、先のURLでは、各フィールド毎に更新日時情報が存在しないので、エラーとなっているようです。