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京都観光気分を味わおう(その4):平安神宮

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

10月に入り、長い期間続いた緊急事態宣言もようやく解除され、何となくですが、少しだけ気持ちが軽くなったような気がします。

今回は平安神宮を訪れましたので、そのご紹介です。


平安神宮

明治元年、京都から東京へ首都が移され、それに伴い京都は人口は減少し経済も衰退するなど、ひどい状態となっていました。

そのため復興事業として、様々な取り組みが始まりました。その一つがこの平安神宮創建でした。

明治28年、平安遷都1100年を記念して、第50代桓武天皇を御祭神として創建。

昭和15年(1940年)には、皇紀2600年と第121代孝明天皇没後75年目を記念して、孝明天皇が御祭神として祀られました。

それでは、平安神宮の様子を見ていきましょう。

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平安神宮大鳥居:

1929年昭和天皇御大礼(いわゆる即位)を記念して建てられました。当時は国内最大の鳥居でした。

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応天門:

平安京の朝堂院の南正面に建てられていた應天門を模した門です。平安京の應天門は何度か消失/再建を繰り返しているのですが、この門は1072年に再建されたものを原型とし、8分の5の大きさで縮小復元されたものとなっています。

また、この「應天門」と書かれた扁額は、「弘法も筆の誤り」ということわざの語源にもなっています。

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大極殿

平安京大内裏朝堂院の正殿大極殿を模して建造され、その規模は平安時代の約二分の一とされています。

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平安神宮時代祭

京都三大祭りの一つといわれている『時代祭』。その見どころである『時代行列』は、桓武天皇平安京に遷都した10月22日に合わせて毎年行われます。が、残念なことに、新型コロナウィルス感染症の影響で、今年(2021年)も前年に引き続き中止となってしまいました。そのため、行列で用いられる装束などが展示されていました。

写真左側は、清少納言が身につけていた十二単を再現した衣装となっています。

まとめ

駆け足でお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

実際に、現地に足を踏み入れてみると、再現された平安宮の景色は(当時より小さめの規模に縮小復元されているとはいえ)感動すること間違いなしです。

TVや映画等だけに限らず、博物館等で当時を復元した展示等を見たりするのとは全く違う感覚で、「自分だけがタイムスリップした」ような感覚に近いです。これで自分以外の周囲の人々が、当時の衣装を纏っていたら、本当に「タイムスリップした?!」と勘違いするかもしれません😄。

平安時代といえばものすごく昔の話なのに、なんだか「ちょっとだけ一昔前?!」だったかのような、感じにすら思えてしまいます。

そういった感覚にさせられるのも、日本の歴史の中心に、代々受け継がれてきた皇統の存在があるから、というのは間違いないでしょう。

平安京をつくった桓武天皇が第50代、京都が首都であった時代の最後の天皇孝明天皇で第121代、現在の今上陛下が第126代ですから、日本の長い歴史にとって、今現在起きていることは『ほんの一瞬』の出来事のようにすら思えます。

京都の寺社仏閣の中では比較的新しい平安神宮ですが、新しいといっても明治28年(1895年)ですから、既に100年以上経過している、というのが驚きです。そういった時間の感覚もだんだん麻痺しそうです😓。

訪れた当日はあいにくの空模様でしたが、七五三まいりの方が多数いらっしゃって、着物姿のかわいい子供たちがとても印象的でした。

一歩外へ踏み出てみると、美術館が複数あったり、ロームシアター京都、岡崎公園と、イベントが多数行われている場所になっていて、「現代に戻ってきた」感が味わえます😄。

*  *


というわけで、今回は平安神宮について記事にしてみました。

少しでも京都の観光気分を味わって頂けましたら幸いです。

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