今日(日付が変わってしまいましたので厳密には昨日)起きた話です。
マイカーを動かそうとして、エンジンをかけようとすると、
「?!😲」
セルは問題なく回るものの、一向にエンジンがかかる気配がありません。
やっちまったかぁ、、。
この車、エンジンを掛けてから少しだけ走って、水温計が動き出す前にエンジンストップ。その後何日か放置すると、プラグがかぶってエンジンがかからなくなるのです。
こうなると、普通にエンジンをかけようとしても、うんともすんとも言いません😓。
止めた時の状況を思い起こすと、その時時間に追われて、ちょい乗り後、エンジンが温まらないうちに停止してたのでした。
あー、やっぱりダメかぁ😥。
というわけで、すぐにデチョークを実行することを決意しました。
デチョーク:
燃料を送らずにセルを回して大量の空気を送り込み、プラグのカブりを取り除く、というものです。
過去の経験だと、数回デチョーク操作をすればエンジンがかかりましたので、今回も安易に考えていました。
・・・が、今回は一向にエンジンがかかりません。
停車位置にたまたま傾斜がありましたので、その影響?と考え、とりあえず水平に近い、道路上まで惰性で移動してはみたものの、同じくエンジンがかかりません。
それどころか、何度もデチョーク操作でセルを回し過ぎて、バッテリーの元気が無くなってきました。
これはヤバい!!!
結果として「道路の真ん中で、動かない車が鎮座する」ことになってしまいます。
さすがに邪魔になりそうなので、1人で車を押していると、トイプードルを散歩中のお姉さんに
「大丈夫ですか?お手伝いしましょうか?」
と声をかけられてしまいました。
さすがに大丈夫では無さそうでしたので、支援をお願いすると、近くにお住まいの方だったらしく、彼女のご両親にも声をかけて下さって、邪魔にならない位置まで車を移動するのを手伝って下さいました。
ありがとうございます!
なんて優しい方たちなんだ!と感動したものの、
「エンジンがかからない。しかも、セルを回しすぎて、バッテリーが弱くなってきた」
という状況は何一つ変わっていない事にすぐ気がついて、途方にくれてしまいます。
完全にバッテリーが上がってしまうと大変なことになってしまいますので、その前に充電を試みます。
たまたま支援車がやってきたので、ブースターケーブルで接続。再度セル回しにチャレンジしてみます。
先程まで、バッテリー切れ寸前の状態だったのが、今回は勢いよく回りだします。
気を良くして、何度か繰り返しデチョーク操作を行っていると、リアから白煙が上がりました。
どうも、白煙が上がると、エンジンがスタート寸前まで行ってるようで(逆かも)、後もう少しっぽい感じにはなってきました。
が、さすがに支援車のエンジンはかけたままの状態といってもアイドリングだけなので、そろそろ支援車側のバッテリーも心配になってきました。
どうしよう?と思っていると、天の声が。
「良かったら、アクセル踏んで回転上げましょうか?」
どうも、様子を見てらっしゃったらしく、見るに見かねて声をかけて下さったようです。
車に詳しそうな方でしたので、「プラグがかぶって、セルを回しすぎて、バッテリーもヤバい」と伝えると、
「あー、ロータリー?!(苦笑)」との反応。
さすがに、支援車側の回転を上げてもらうと、さらに充電の状態が良く、セルの回り方も違います。
「音を聞いてると、あともう少しだね。頑張ってね~」とのお言葉を頂きました。依然としてエンジンはかからないものの、バッテリーの調子がかなり回復してきたので、お礼を述べます。
「あともう少し」の言葉に励まされて、「数回のデチョーク操作→エンジン始動」の操作行っていると、3セット目でついに異変が。
盛大にマフラーから白煙が出てきた!と思ったその瞬間、エンジンがかかりだしました!
「キュルキュル~(セル音)、ブルンブル、プスプス、キュルキュル~、ブルン、プス、キュル、ブブ、ブルル(もう少し)、ブルンブルンブルンブルン!!!」
(お!!!)
「ブルンブルンブブブ(まだ不安定)」
このタイミングで、ほんのわずかだけアクセルを煽ります。
「ブワーン!!(最初だけ何故か爆音)ブォン!ブォン!ブォン!(エンジンかかった!!!!)」
(しっかし、ものすごい白煙。臭いも強烈。)
エンジン内にかなり濃い混合気とオイルが溜まっていたのでしょう。2ストのバイク?!ってくらい白煙で、周りに誰かいらっしゃったら間違いなく大迷惑。
それでも、1分程度アイドリングすると、ようやく通常の排気ガスに戻ってきました。
まとめ
というわけで、車のエンジンをかけるだけで、1時間弱かかってしまいました。
ちょっとしたうっかり(エンジンが温まる前に切ってしまう)をリカバリーするのに、かなり大変な目にあってしまいました。
普通だとバッテリーが弱くなった時点で試合終了(JAF経由整備工場行き)のはずなので、たまたま運が良かっただけなのかもしれません。
犬の散歩中に車を押してくれた、お姉さんとそのご両親。たまたま通りかかって、アクセルを踏んでくれたお兄さん。本当に心の底から感謝します。
人々の心の暖かさに大感謝です。m(_ _)m
困っている方がいらっしゃったら、少しの事でも助けることができるように、自分も努力したいと思いました。
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