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京都観光気分を味わおう(その6):北野天満宮ふたたび

前回、11月に訪れた、ここ『北野天満宮』ですが、再び訪れることとなりました。

全国に存在する「天満宮」は学問の神様といわれる『菅原道真』をお祀りした神社で、ここ『北野天満宮』は、『太宰府天満宮』と並んで、総本社とされます。

前回の記事はこちら:

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北野天満宮へ合格の報告と御礼

無事大学に合格しましたので、今回はその報告とお礼に詣でました。

周りの方々を見回すと、合格祈願の方が圧倒的多数で、合格のお礼に来られた方はわずかのようです。

巫女さんに「合格のお礼に参りました」旨を伝えると、

「特に決まった方法はございませんが~」と何パターンかの説明を受け、結局『合格御礼絵馬』を奉納させて頂くことにしました。

所定の緑の用紙に記入し提出すると、内容を確認してくれます。

「お名前が○○○○○さん、ご住所が○○○○○、
合格されたのが○○大学理科○類ですね!!

おめでとうございますっ!!!



巫女さんに満面の笑みで「おめでとうございます」と言われると、本当に心の底から

『ありがとうございます』

といった気持ちになります。

(実のところ、今年の初詣でも巫女さんに声をかけていただき、パワーを頂きました。)

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そして、周囲でそれとなくこちらの様子を伺っていた、合格祈願にお越しになられた参拝者の皆さんから『羨望の眼差し』を一手に受けているのがよく分かります😃😃😃

いやはや、本当にありがとうございます(^^)

(まとめ)

神社にお詣りして、こんなに清々しい気持ちになったのは初めてです。

よく神社では「お願い事をしてはいけない」などと言われますが、なぜそんな事が言われるようになったのか、今回やっと分かりました。というのも、「願い事がある状態だと、正直、微妙な雰囲気をまとってしまう」から、です。

今回、参拝されてる方のほとんどが合格祈願の方だったのは、雰囲気で伝わってきますし、実際、奉納されている絵馬を見ても、そのほとんどが「合格祈願」です。「合格御礼」の絵馬の割合がごくわずかであることからも、そのことがよく分かります。

「受験は水物」であるとは言いますが、実のところ、ほぼ実力通りで勝負が付いてしまうのも事実です。

「合格するかどうか、真剣に神様にお願いしないといけないレベル」の受験生と「神頼みなんて全くしなくても、自信をもって合格できるレベル」の受験生が合否を争った場合、実のところ、ほぼ勝負は明白でしょう。

ですから、既に合格レベルに達している受験生が、その「万が一」が起きないよう神様にお願いする、というのが正しい合格祈願の一つであるように思えます。

また、今回分かったことは、「合格祈願」には行くけれど、「合格の報告(や御礼)」に行く人は、ほとんど居ないということです。

もちろん、お詣りは義務ではありませんから、「行く」「行かない」はそれぞれの自由です。ですので、お詣りに行かない人を責めているわけではありません。(勘違いなさらないように。)

それよりも、「合格しようが落ちようが結果はどうであれ、入試が終わったら報告に行く」と決めておく事こそが、実は『合格祈願』でお詣りするよりも、実際の合格に近づくのではないか?と思うのです。

こういった意見を書くと、表面上の行動だけ見て「人と違ったことをしないといけない」と考えるのは、やや早計でしょう。

そうではなくて「入試の結果に関わらず、試験が終わったら報告するために詣でる」と決めておけば、「せっかくお詣りするのなら、不合格より合格の報告がしたい」といった動機づけになるでしょう。

また、無数の『合格祈願』の絵馬の中に、悠然と光輝く、あなたが書いた『合格御礼』の絵馬を想像してみて下さい。そして、この『合格御礼』絵馬が、これから未来にやって来る、合格祈願の受験生たちをどれだけ勇気づける事になるのかを。

そう考えると『合格御礼』をあらかじめ予定しておくことこそが、もっとも実際の合格につながるのではないでしょうか。

また、この考えをさらに一歩進めてみると、

  • 「母校の進学実績をあなたが作ることが、今まで自分を育ててくれた母校への恩返し」

  • 「入試が終わったら、必ず母校に合格の報告とお礼の挨拶に行く」

といったことも、ほぼ同一線上の考え方になっている事が理解できるかと思います。

「感謝報恩」とか「報恩謝徳」といった難しい言葉を持ち出すまでもありません。要するに自分の心の在り方一つで、これからの行動が変わり、ひいては未来の結果が変わっていく、ということです。

これこそが、本当の『合格祈願』につながるのではないでしょうか。

ここまでお読みになられた皆様が、少しでも良い人生を歩まれますように。

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