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raytrektab 8インチ (RT08WT) がやってきた

皆様いかがお過ごしでしょうか。

iPad mini5を始めとする、8インチサイズのタブレットに最近すっかりハマっています。

今回は、その中でもWindowsタブレットの話題です。

iPad mini5活用法についてのおさらい

iPad Air2を使っていた頃から感じていた、「もう少し小さくて軽いiPadがあれば、常に持ち運びできて便利なのに」という想いをそのまま実現したiPad mini5を入手し、5ヶ月近くが経ちました。

以前の記事はこちら:

tsh.hatenablog.jp

当時の記事でも触れましたが、軽くて小さいのは常に持ち運ぶ上で非常に重要な要素で、iPad mini5がやってきてから、iPadの使い方が激変しました。

主な活用方法としては大きく分けて、2つあります。おさらいになりますが、以下、順番に解説していきます。

インスピレーションの記録やメモ

iPad mini5を使うメリットがいくつもありますが、なんといっても(1)軽くて持ち運びできること、(2)スマホよりもバッテリーが持続する、といった点です。

そのメリットを活かし、「いつでも」「どこでも」「思いついたこと」を記録するメモ代わりとして使っています。

特に「インスピレーション」を即座に記録する用途としては最適です。

どんなタイミングで、いつ、ひらめくのか?なんて全く予想もつきませんので、常に手の届く範囲にiPad mini5、または、メモ帳と筆記用具のセットしておく、などと常に備えておくことが大切です。

この「ひらめき」というのは、起こそうとして起きるものではありません。が、色々試しているうちに、ひらめきが起きやすそうな状況がおぼろげながら分かってきました。

頭の中を常に空けておく

普段の意識付けにもよりますが、「何も考えていない時間が勿体無い」「少しでも空き時間があれば色々と何か考えておきたい」といった、できるだけ頭を使う方向性というのも理解できますが、「インスピレーションが生まれる」「突然何かがひらめく」といった意味では、意識して頭を使って考えている間は起きないようです。

もちろん、もっと頭の中がゴチャゴチャしている状況、何を考えているかわからないけど意味なく疲れているような状況では、なおさらダメですね。

少しでも気になることが浮かんできたら、即座に書き出してスッキリする、次にあれをしようこれをしよう、ということは一切考えず、スケジュール帳に書かれたとおりに実行するなど、普段から色々と考えずに頭の中を空けてスッキリしておく、考えなくて良いときはできるだけ何も考えない、という意識付けが大切です。

繰り返しになりますが、「何も考えない」からインスピレーションが生まれてくるのではありません。まずは何も考えない状態を作り出さないと、インスピレーションが降りてこない、ということです。準備万端にしていても、一向に何もひらめかないことも、よく起こり得ます。

常に問題意識を持つ

「頭の中を常に空けておく」と矛盾するようですが、そうではありません。「空けておく」というのは『できるだけ多く、何も考えない時間を作っておく』ということに対して、この『常に問題意識を持つ』は、言い換えると『空っぽの脳みそからは何も生まれてこない』ということになります。

あるテーマについて考えることになったとしましょう。もちろん色々と検討するわけですから、前提条件を始め、検討するのに必要なデータや参考資料等は一通り必要になってきます。その際、できる限り多く頭の中に詰め込むだけ詰め込んでおいて、熟したタイミングで先程の『何も考えていない』状態を作り出します。すると、運が良ければ何かの拍子にインスピレーションが降って湧いてくる、という感じです。

*  *

このように今まで紙の手帳やメモ用紙を使っていた事がiPad mini5だけでできるようになりました。

イデアをまとめる

ここでは、アイデアというものは、色々と思考したり検討した結果のアウトプット、ということにしておきます。

頭の中にあるものを吐き出す方法は色々ありますし、その手法も様々ですが、筆者の場合、xmindというマインドマップ用アプリを使うことが多いです。

マインドマップは、全体を俯瞰しながらアウトプットできますので、頭の中からアウトプットする内容が段々と考えたいメインテーマから逸れていきそうであっても、ある程度気にせず一旦全て吐き出しきってスッキリした後、テーマに対して内容のつながりがよくなるように別途修正、といった、頭の中で考えただけではスッキリしない事であっても、分かりやすくアウトプット作業ができます。

多数あるマインドマップソフトの中でも、xmindはiPadをはじめ、Windowsマシンでも動作しますし、工夫すればmarkdown形式で出力したりもできますので、blogを始めとする文書の構成を考えるときにも重宝します。

アウトライナーでも似たようなことはできるのですが、テーマに沿って深く考えたいときは、全体を俯瞰できるマインドマップの方が合っている気がします。

また、考えた内容が言葉で表現できるものだけでなく、記号や絵や図や表であることも十分あり得ます。もちろんそういった場合は、マインドマップ以外のものを使います。

例えば、図や表で考えたいときは、ノートアプリや物理的なノートも使いますし、ただ単にスッキリするだけなら、とにかく紙のメモ帳に思いついたことを書きまくる、ということでも可能です。類似の手法に「ゼロ秒思考」という名前がつけられた方法もあるくらいです。

いずれにせよ、書く/描くことによって、頭の中が整理されていくような感じです。

頭の中からアウトプットする方法は以上のような感じです。

jp.xmind.net

dynalist.io

何度も同じことを考えない

イデアのアウトプットという意味で個人的に重要と考えているポイントがあって、

『一度考えた同じ内容については、できるだけ2回以上考えない』

といった工夫しています。

そのためには、貴重な時間を使って考えた内容については、何らかの形で目に見える形にしておく事が大切です。

例えば、ふとしたタイミングで何か気になることが起きたとしましょう。その内容が過去に既に考えた内容であれば、過去の思考の結果を振り返ることによって、ゼロから考え直すよりも効率的なわけです。

そもそも、以前考えた内容と似たような前提条件から出発するのであれば、おそらく似たような推論をして、似たような感じの結論になることが容易に想定できますし、もしそうであれば過去の思考からの差分を直接検討した方が時間の節約になる場合が多いです。

また、新たに考え直すといっても、その時前回より緻密に考え直すかどうかなんてのも、誰にも分からないわけです。何度考え直しても、一番最初に考えたときが最も緻密に色々網羅していた、なんてことも十分にあり得るわけです。

このように、特に時間節約の意味で、一度でも考えた内容は記録に残しておき、必要があればなるべく再利用する、という工夫をしています。

「人間が考えることの95%は毎日同じことの繰り返し」(精神科医ダニエル・エイメン博士)とも言われているくらいですから、効果は絶大です。

ja.wikipedia.org

*  *

まずは特に重要な2点に絞って、iPad mini5の活用法に触れてみました。

一度でも考えた内容を保存しておき、再利用を積極的に活用することで、同じ内容を繰り返し考えない、そこでできるだけ時間を節約し、なるべくインスピレーションを待ち受ける時間を多く取るというのが最近の方針で、そのためにiPad mini5を活用しています。

Windowsタブレット

このようにiPad mini5のおかげで、頭の中をクリアな状態を保つのに非常に役立っています。

が、人というのは贅沢なもので、次に『持ち運び可能な日本語入力環境』が欲しいと感じるようになりました。

が、iPadOSに外付けキーボードを使った場合、色々な問題が発生します。

以前の記事でも少し触れました: tsh.hatenablog.jp

個人的に気になる項目は大きく分けると以下の2点で、

  1. キーボードショートカットが自由自在にカスタマイズできない
  2. かな漢字変換(日本語入力)の挙動がカスタマイズできない

というところです。

こういった細かいカスタマイズは、PC(Microsoft Windowsを始めとして、X Window Sytem等も含む)だと簡単に設定できます。が、なぜかiPadOSでは全くといって良いくらいできません。完全にソフトウェア側の問題なので、ベンダーがその気になれば、すぐにでも対応できそうなものだと思うのですが、問題点として認識されていないのか、全く対応される気配が無さそうです。

世間では意外と触れられてはいませんが、こういった入力のカスタマイズ性の問題は、iPadをモバイルPC代わりに使う用途(特に外付けキーボードを使ってiPadへ大量に日本語を入力するような用途)として活用することを考えると、大きくWindowsに引き離されていると言わざるを得ないでしょう。

そこで考えました。入力作業に適した小型軽量のWindowsタブレットがあれば、持ち運び可能な日本語入力環境になるのではないか、と。

ということで、8インチのWindows10タブレットについて市場を調査してみたところ、今回のraytrektab 8インチモデル(RT08WT)に白羽の矢が立つことになりました。

raytrektab 8インチモデル(RT08WT)とは

ドスパラが発売しているWindowsタブレットです。

www.dospara.co.jp

8インチモデルと10インチモデルがあります。

元来お絵かき用途の製品のようで、ワコムスタイラスペンも付属しています。

スペックは以下のようになっています。

スペック
CPU Intel Celeron N4000
1.10GHz-2.60GHz
2core/2スレッド
MEM 8GB DDR4
SSD 128GB SSD
DISPLAY 8インチ
アンチグレア保護フィルム
1280x800
Graphic INTEL UHD Graphics 600
Bluetooth Bluetooth 5.0
入出力 USB3.2 Gen1 Type-C
MIC/Headphone
LAN IEEEE802.11ac/a/b/g/n
大きさ 210.0x124.5x9.6mm
434g
OS Windows 10 Pro 64bit

検討したこと

実は、仕事用のモバイルPCとして、Surface Pro5を使っています。が、大きさは12.3インチで、どちらかというとiPad Proと比較してもよい大きさ。当然ながら、求めているiPad mini5の「いつでも」「どこへでも」持ち運べるといった手軽さはありません。

外観(大きさ/重さ)の比較

raytrektab (RT08WT) iPad mini Surface Pro 5 iPad Air 2
画面サイズ 8インチ 7.9インチ 12.3インチ 9.7インチ
本体サイズ 210.0 x 124.5 x 9.6 mm 203.2 × 134.8 × 6.1 mm 292 x 201 x 8.5 mm 240 x 169.5mm x 6.1 mm
重さ 434g 308.2 g 770g 444g

raytrektab8インチは、

  • iPad miniとほぼ同じ大きさ、若干細長い
  • 重量は iPad Air(9インチ)方が近い
  • 分厚い

やはり常に持ち運びできるサイズとしては、8インチタブレットの大きさが最適でしょう。

開封の儀

それでは、開封の儀とまいりましょう。

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この箱を開けていきます。

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箱を開けたところ。

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スタイラスペンも付いてます。

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内容物一式。

サイズ比較

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左:Kindle OASIS, 中:iPad mini, 右:raytrektab

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raytrektabとiPad miniを重ねてみたところ。サイズ感がよくわかります。

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raytrektabとiPad mini重ね方を逆にしてみました。

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厚さの比較(1)。重量の違いもあって、ずっしりとした印象。

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厚さの比較(2)。写真では少し厚い程度ですが、実際には随分と厚い印象です。

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入出力部分を拡大。USB-Cで充電します。

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電源を入れてみました。

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すぐにセットアップが開始します。

ファーストインプレッション

Pros(良い点)

キー入力が捗る

今回、Windowsタブレットを選んだ最大の理由です。

さすがに、OSがWindows 10 Pro 64bitですので、普段使っているデスクトップPCと全く同じ入力環境にできます。

このような構成で、キーアサインやかな漢字変換をカスタマイズしています。

iPadOSで問題になった、ctrl-m等の動作も全く問題になりませんし、文字列操作も全く違和感がありません。

画面が8インチながら、Windowの切り替え等の動作はやっぱりWindowsですね。

sites.google.com

www.google.co.jp

Cons(イマイチなところ)

重さ

開封時の第一印象通りです。大きさの割に厚さが目立つ感じですね。

そのせいか、実際より重く感じてしまうようです。

大きさ

iPad mini5とほぼ同じ約8インチなのですが、比較すると細長いサイズとなっています。

大きさ的にはそれほど変わらないのですが、、。

以前にもこのブログに登場しましたが、iPad mini5のケースとして、無印良品母子手帳ケースを使っています。

tsh.hatenablog.jp

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iPad mini5専用と思われるほど、ピッタリ収納できます。

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残念ながら、raytrektab 8インチだとどう頑張っても入りません。

www.muji.com

新たにケース探しの旅が必要となりそうです😣。

もっさり(遅い)

スペックで予め分かっていたことですが、Celeron の 2 core / 2スレッドですので、Dynalistのアプリ画面に文字入力するだけでも、もっさりします。もう少し正確に表現すると、何かが引っかかる感じの動きです。

使えないほどには遅くはありませんが、快適には程遠い状態です。正直これほどまでにカクつくとは思いませんでした。

ただ、スペック的にはメモリもSSDも必要十分に搭載しているはずなので、設定のチューニングでどこまで変わるか試してみます。

dynalist.io

動作を軽くする設定

WIndowsの設定で、

  • 「バックグラウンドプログラム」を無効化 f:id:t_sh:20210311224810p:plain
  • 「電源オプション」の設定変更

この2点の変更で、日本語入力時に気になるほどの遅さは無くなりました。

やはりWindowsマシンですので、全く初めての人がポン付けで使って快適になるような設定にはなっていません。ある程度のチューニングは必要なようです。

(まとめ)

HHKBを使った持ち運びできる日本語入力環境として考えると8インチサイズは、やはり快適です😁。

外出先で執筆作業等を行いたい時は、Surface Pro 5やノートPC等を持ち運んでいましたが、8インチタブレットで作業ができるとなると、装備がより軽量化できてありがたいですね。

本文中ではあまり触れませんでしたが、一時期(数年前)はWindowsタブレットの8インチサイズも数多く市場に存在したのですが、近頃はまともに使えるスペックの8インチWindowsタブレットは種類が減ってきているようです。

このようなスペックで8インチサイズといったraytrektabはありがたいです。

もし興味をお持ちになられたら、在庫があるうちにどうぞ😃。

www.dospara.co.jp