皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、久々に普段から使っている作業用自作PCの構成をいじりましたので、その関連の記事です。
システムドライブが足りない!!
「ディスク容量不足」このPC上の空き領域が少なくなっています~
ここしばらく(3ヶ月程前あたりから)、↑このようなメッセージが出ていた事には気がついていました。
不要なファイルを消したり、ディスクのクリーンナップを実行したりしながら、だましだまし使っていたのですが、 ついに「Hyper-V上の仮想マシンが容量不足で勝手に停止」したりと、色々と普段の作業に支障が出てくるようになってきました。
そこでシステムドライブの空き領域を増やすために、SSD増設をしてみることにしました。
今回選んだパーツは、『Crucial MX500 2TB』です。
(開封の儀&PCに取付)
それでは早速、開封の儀を行います。
外観です。
中身はこれだけです。このSSDをPC本体に取り付けることにします。
当ブログで度々登場する自作PCです。
作業風景も撮影していたのですが、保存されずに消えてしまいましたので、今回は省略ということにさせて頂きます😓。
(過去にも当ブログで似たような作業をやっています。そちらも参考にしてみて下さい。)
電源投入後、BIOSの画面で以下のように認識されました。
(※少し見えにくいですが、赤で囲んだ部分が今回増設したSSDです。きちんと認識されていることが分かります。)
(設定編)
さて、次は『設定編』です。まずはフォーマットから。
「フォーマット」
「スタートメニュー」を右クリック>「ディスクの管理(K)」を実行します。
今回増設したSSDは、「ディスク1」として認識されていることが分かります。
「初期化」を実行します。
「GPT」パーティションを選択します。
ディスク2が「オンライン」「未割り当て」の状態に変わりました。
「ボリューム設定(パーティションの割当)」
「初期化」が終了しました。次はボリュームの設定(パーティションの割当)を行います。
「ディスク2」で右クリック、「新しいシンプルボリューム」を実行します。
「新しいシンプルボリュームウィザード」画面になります。
「次へ」を押します。
「ボリュームサイズの指定」。今回は特に複雑なことをしませんので、全て割り当ててしまいます。
ドライブレターの割り当て。今回は「D:ドライブ」にします。
ここではNTFSでクィックフォーマットを行うことにします。
設定を確認し「完了」をクリックします。
クィックフォーマットなのですぐ終了し、「ディスク1」が「D:ドライブ」として使えるようになりました。
「仮想ハードディスクの移動」
それでは、実際に C:ドライブからデータを移動させてみることにしましょう。
このPCではHyper-V上の仮想マシンを複数動作させています。この仮想ハードディスクがかなり多くの容量を使っていますので、 まずはそれらをD:ドライブ上に移動させてみることにします。
そのためには、Hyper-Vで仮想マシンを選択し、「移動ウィザード」を実行する必要があります。
「移動ウィザード」が立ち上がりました。
今回はあらゆるデータをすべてD:ドライブ上に移動させることにしました。
D:ドライブ上の任意のフォルダーを指定します。
設定を確認後、「完了」をクリックすると、次のように移動が始まります。
しばらくして、表示が消えると完了です。
お疲れ様でした。
まとめ
C: ドライブ上にあったHyper-Vの仮想ディスクを、全てD:ドライブに移動させてみたところ、このようになりました。
(左:C:ドライブ、右:D:ドライブ(今回増設したSSD))
おおよそ300GB程度移動させたことになります。
SSDはその特性上、容量ギリギリで使うのはあまり良くない*1とも言われていますので、 これくらい余裕を持った運用の方が気持ち的に安心ですね。
* *
今回も最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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*1:SSDの記録媒体であるNANDフラッシュメモリは書き換え回数の寿命があり、容量ギリギリで使っていると同じ領域に繰り返しRead/Writeが発生して耐用年数より劣化が早くなる可能性がある、ということ