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HHKB + TEN24G01/SL(テンキーパッド) + HidKeySequence でプログラマブルキーボード(基本編)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年は早い時期に梅雨入りしたものの、思ったほど雨ばかりでなく少し拍子抜けの感もありますが、まだまだしばらくの間、梅雨っぽい季節は続きそうです。

今回は、テンキーパッドの話題です。


HHKB でテンキーパッドを使う

普段は「HHKB Hybrid Type-S」というキーボードでPC作業を行っています。

ご覧の通りこのキーボードはかなりキー数が絞られていて、blogの執筆作業をはじめ、プログラミング作業など文字を多く入力する作業を、より集中して行えるようになっています。

そういった業務ばかりであれば良いのですが、いろんな都合でExcel等の表計算ソフトを使わなくてはいけない時もあります。

表計算ソフトを使う場合、入力するものはやはり圧倒的に数字が多いです。HHKBはテンキーが有りませんので、数字入力する場合最上段のキーをタイピングして入力していくことになります。慣れない間は多少手間取ってしまうとはいえ、少し慣れてしまえばそれほど難しい作業ではありません。

ただそうは言いつつも、やはり、ある程度の分量の数値データを入力する場合には、テンキーパッドがあった方が楽なわけです。

そこで、今回、表計算ソフトで数値入力作業をする機会がありましたので、テンキーパッドを試してみることにしました。

今回使用したテンキーパッド

今回試してみたテンキーパッドミヨシ TEN24G01/SL

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https://www.mco.co.jp/mco_cms/wp-content/uploads/TEN24G01.pdf

このテンキーは:

  • ワイヤレスタイプ
  • 28キー搭載(一般的な外付けテンキーは18~19キーの製品が多い)

といった特徴があります。

  • 数字キー:「0」~「9」「.」(他には「00」や「000」など)
  • 四則演算キー:「+」「ー」「*」「/」
  • 制御キー:「TAB」「BS」「ENTER」

といった一般的な18~19キーのものに加えて、

  • 記号キー:「(」「)」「¥」「=」「,」
  • 制御キー:「DEL」「半角/全角」「NUM」
  • 電卓/ペアリングキー

といったキーが追加されています。

ここまで記号があれば、このテンキーパッドだけで表計算ソフトで入力作業ができそうですね。

(普段の回なら、ここで「開封の儀」なのですが、今回は省略させて頂きます😅。)

実際に使ってみた

ということで、実際に試用してみた感想です。

良いところ

左手でテンキーを操作できる

フルキーボードのテンキーを使う上で一番不満なところが、「キーボードの右側にテンキーが付いていること」です😅。

(左利き用フルキーボードを使えば良いのですが、まだまだそれほど一般的ではありません。)

おそらく歴史的経緯から「右側にテンキーが付いてる」のであろうとは推測できます。(「マウス」がコンピューターデバイスとして登場する以前から、既にテンキーは使われていた、マウスが無い時代はテンキーを右側に配置するのは比較的合理的であった、等です)

が、今の時代、マウス操作がメインであるアプリ(例えば「CAD」や「お絵かき」アプリ等が代表的ですね)も数多く存在します。比較的発生しがちな「マウスを操作しながら数値入力」という状況を想定してみると、

  • 右手で操作しているマウスから一旦手を離して、テンキーで数値入力
  • マウスを右手で持ち続けながら、左手はテンキーで数値入力

の事実上ほぼ2択で、余計な動作が不要な「左手テンキー」の方に軍配が上がりそうです。(ただし、操作にある程度慣れないといけませんが。)

もちろん、今回のように外付けテンキーパッドを使えば、左右どちらでも好きな位置に配置できます😁。

電卓キーが便利

ワンタッチでWindow標準の電卓アプリを起動し、そのまま計算できるのが、ちょっとした計算をしたい時などにものすごく便利です😲。

表計算ソフトを多用するような業務の場合、ちょっとした計算用に電卓をキーボードの横に置いておくことが多かったのですが、これでほぼ不要になりました。

無線対応

やはり無線接続はケーブル類が邪魔にならずに良いですね。

記号キーが多い

これは表計算ソフトで力を発揮します。セル移動に「TAB」「ENTER」が使えるだけでも相当使い勝手が良くなりますが、計算式を入力するときに、四則演算キーに加えて「=」キーを直接押すことができるのがものすごく便利です😁。

イマイチなところ

無線アダプターを忘れてしまう

これは、無線接続なので仕方が無いのですが、別PCで使いたい時、うっかり無線アダプターを忘れてしまう😂ことが多いです。ここはBluetooth接続にして欲しかったところ。

「0」「00」の位置が逆

一般的な電卓やテンキーのほとんどが、「0」キーの右側に「00」キーが存在しています。

ところが、このテンキーパッドだけは、なぜか「0」キーの左側に「00」キーが有るのです。

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https://www.casio.com/content/dam/casio/product-info/locales/jp/ja/calc/product/practical/D/DS/DS2/DS-20WK/assets/DS-20WK_Seq1.jpg

DS-20WK | CASIO

https://jp.sharp/calc/products/css952x/images/css952x===02.jpg

実務電卓(セミデスクトップタイプ) CS-S952-X:シャープ

使う人によっては、この点だけは致命的かもしれません。

ESCキーが欲しい

電卓アプリや表計算ソフトでも「オールクリア」操作に相当する「ESC」キーの割当がありません。

US配列モードだと、一部の記号キーが正しく入力されない

これは、メーカーサイトにきちんと表記されています。

本製品は日本語版Windows OS搭載機器用に設計されており、他言語用Windows英語キーボード設定では一部キーが正常に作動しない恐れがあります。

www.mco.co.jp

というのを承知の上でUS配列でも使ってみたところ、やはり一部の記号キーが正しく入力されません。

仕方が無いこととはいえ、JP配列とUS配列の環境どちらでも使いたいものです。

HidKeySequenceでキーアサインを変える

そこで、テンキーパッドのキーアサインを変えてみることにしました。

今回は、「HidKeySequence」というツールを使ってみることにします。

ダウンロード/インストール

開発は終了し公式サイトは既に無いようですが、アプリ自体は探せば使えるようです。(以下、自己責任でお願いします。)

ポインターへのリンクを貼っておきます。

vatone.hatenablog.jp

設定

US配列で使う

US配列だとうまく入力できないのは、「¥」「(」「)」あたりのキーのようです。

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こんな感じで、入力できるようになりました。

ESCキーを使いたい

個人的には、テンキーパッドかな漢字変換をon/offする必要性を感じないので、「半角/全角」キーを「ESC」に割当変更してしまいます。

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ほぼ今までと同じ要領で割当変更もできました。

「=」キー

これは一筋縄では解決しませんでした。

電卓アプリでは、「=」の代わりに「ENTER」キーを押すことにし、表計算ソフト等では、「=」をコピー・アンド・ペーストすることにします。

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さすがに少し微妙ですが、入力できないよりマシという感じです。

まとめ

少し力技の感もありましたが、US配列でもテンキーパッドから記号を入力できるようになりました😁。

今回は、基本編ということで、まずはテンキーパッド本来の使い方と、簡単なカスタマイズ方法について触れました。

少し設定を工夫すれば、ランチャー代わりに電卓以外のアプリも起動させることが可能だったりと、いろんなことができそうです。

もしテンキーパッドをお持ちであれば、普通にテンキーとして使うだけでなく、HidKeySequenceでいろいろと設定を触ってみて、面白い使い方を試してみて下さい。

面白そうな使い方/便利な使い方を発見されたら、ぜひコメントをお寄せ下さい。お待ちしています。